【経営者視点】起業にサラリーマン経験は必要か?【エンジニア視点】

【経営者視点】起業にサラリーマン経験は必要か?【エンジニア視点】

2018年11月23日 3:45 PM
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「一度サラリーマン経験をしてから起業した方がいい」

という意見について思うところを。

学生起業ー>成功

っていうゴールデンパターンはすごく目立ちます。

そういうサクセスストーリーばかりがメディアで取り上げられるので、

起業は早ければ早い方がいい!

みたいな風潮につられる人も少なくないのでは?

ただ、
厳密に統計を取れば社会人経験なく起業した人の大半が失敗しているのが現状だと思います。

それらを踏まえた上で、
起業前のサラリーマン経験が必要か否かについて、
経営者目線とエンジニア目線から書きます。

サラリーマン経験を積むべきという見解の深層

成功者の大半(ゴールデンパターン除く)がこの意見だと思います。

この意見の根拠を1つに絞るのは難しいですが、
大きく分ければ

1.仕事のイロハをまずは学べ
2.見込み顧客を確保してから事業をはじめればリスクが少ない
3.社会や大企業が抱える問題を発見しやすい

の3つになると思います。

まずはそれらについて思うところを書きます。

仕事のイロハをまずは学べ

仕事のイロハ。

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)や具体的な営業方法を学ぶってことですね。

たしかにこれは反論のしようもないです。

私が創業したばかりの頃、
業務メールの作り方(CCやBCCなど含めて)や名刺の渡し方などはさっぱりわかりませんでした。

失礼なメールや名刺交換の仕方で、
クライアントからの信頼を失ってしまったことも少なくなかったはずです。
(こういう失敗は可視化されないから怖い)

見込み顧客を確保してから事業をはじめればリスクが少ない

協業忌避義務的なものはどっかに置いとくと、
これも反論の余地がありませんね。

クライアントとの個人的な信頼関係が築けていれば、
独立後一切の見込み収入無しにはならないはずです。

「〜〜さんが独立するんだったら、応援するよ!」

みたいな嬉しいことをいってくれる人をたくさん作ってから独立するのはベストだと思います。

社会や大企業が抱える問題を発見しやすい

このエントリーを書こうと思った直接的な契機はこれです。

私自身が

「社会に潜む解決するべき課題を発見する力」

に欠けているので、

「一回くらいパートタイムでもいいから会社入ってみるのも一つの手なんじゃない?」

と最近提案されたことがありました。

サラリーマンを経験していないのでこれについて賛否を表明するべきではないのですが、
今の私の考えを述べます。

まあ今更入ろうとは思わないかな

が結論です。

なんで今更サラリーマンをやる気がないのか

最低限の社会人スキルは得た、というか知るための方法論を知った

まだまだスキル不足というのは自覚してますが、
創業当初の右も左もわからないガキんちょだった頃と比べれば、
少しは知識も増えました。

それに、

社会人としてなにを知っておくべきなのか、
どうやればそれを知ることができるのか

についての知識が増えました。

何が自分に足りていないのかについての知識

があれば、
基本的にはオッケーだと思います。

営業をするようになって、昔よりかは課題が見えるようになってきた

私は創業当初から数年間、

・私がコーディング
・パートナーが営業

という役割分担で仕事を続けてきました。

いろいろあって今年からは私が営業をすることが増え、
いろいろな人と会話をする機会が増えました。

そうすると他の会社さんがどういう課題を抱えているのかについて知ることができますし、
「なんでこんな非効率なことしてるの?」って思うことも増えました。

そういう営業の場でも

「社会に潜む解決するべき課題を発見する力」

を育むことはできると思っています。

インドアで事業プランを考え続けてもなかなかいいアイデアは浮かばないけど、
人と会ったりイベントに参加することでアイデアは生まれるんじゃないか?

ってことです。

サラリーマンを経験するべきだったと後悔しているか?

「経営者として」、「エンジニア」としてで結論は変わります。

経営者として

基本的に後悔はありません。

ただ、

自分自身ももっと営業活動をするべきだったと反省はしています。

やはりとってきてもらった案件をこなすだけでは、
クリティカルな課題解決能力は育めません。

代表をするのであればもっともっと外に出るべきでした。

エンジニアとして

後悔しかありません。

今はProgateやドットインストールなどなど、
さまざまなサイトでプログラミングを学べます。

ただ、
私が勉強を始めた頃はそういった初心者向けコンテンツはまだ多くなく、
下のような海外サイトで勉強していたのを覚えています。

codecademy

独学(1人開発)のデメリットは、

・つまづいた時にすぐに質問できる優秀なプログラマーがいない
・目的達成のために何を学ぶべきかがそもそもわからない
・制作のフローがわからない

などなど多様です。

会社員にならずとも、
しっかりとしたチームに参画しておくべきだったと後悔しています。

mo-ku-mo-ku

孤独なエンジニア向けのこんなサービスもありますので、
ぜひとも覗いてみてください!

多少の経済的余裕があるのであれば、
有料スクールに通うのもいいと思います。

メンターをつけて学ぶのがエンジニアとしてのスキルを向上させる近道です。

いろんなスクールがあるので、
気になる方はチェックしてみてください。

しっかりとプロのメンターさんがつくスクールを集めたので、
ぜひともスキルを最短でアップさせましょう!

さいごに

経営者なんてどーせ飯が食べられなくなったら嫌でもサラリーマンにならざるを得ないです。

チャレンジしてうまくいかなかったらサラリーマンをやってまたチャレンジすればいいんじゃないですかね?

それくらいの覚悟ないとやるべき職種じゃないと思います。

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公開日:2018/11/23

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執筆者: みーぷー

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